独身男性の諸氏へ
Men's
Women's
この人!・・・と思える男性と出会った時、その出会いを実らせるために
出産を視野に入れたり、男の生物学的本能として“結婚に向かう出会い”は男性は相手の年齢を重視します~。これは女性にとっては厳しいですが紛れの無い現実です。
只、若さとは単に暦の年齢のみではなく、若さの意味する側面とは、相手を受容する能力が高いか、否か?・・と云う意味合いもあります。
相手のあるがまま、あるいはいい点を認め、その良い点の為に、他の欠点を許せるかどうかですー。 誰でも、年齢を重ねる度に、自己が確立され、限定化され、それに平行して相手に求めるものがより多くなり、その割には相手を受容する許容範囲が狭くなりがちです。
だから女性は30歳を過ぎたら自ら意識して、この[柔軟性][包容力]を持つように努力しなければいけません。
自分では気づかない内に、日々頑固に、考え方が今までの自分の経験にのみ固定されがちです。
女性は[顔]か[顔でないか・]…と云うと、[顔ではない・]と云う結論になります。[顔ではない]と[顔だけではない・]とは違います。
ですから、自分をより魅力的に見せる為に化粧や、ファッションを工夫する事も大事です。人の顔と云うのは、生まれつきの造作だけでなく、その人の内面の感性が表情等、風貌を造り上げていくものですー良い女になるには努力が必要です。 化粧や服装等を工夫してどうしたら、より自分が輝くかを考えるのはひとつの[知性]です。
化粧は相手をだます事だという感覚で、化粧をひとつもしない女性が時々います。これは単なる手抜きです……… 向上心を捨てれば楽ですが、それでは只のオバさんです。ゴムのパンツをはいているのと同じです、そう云う女性に限って、良い男性と出会えないわ…と愚痴が多いです。太りすぎたりしないように体重管理をしたりするような、日々の積み重ねの努力、自分を磨く努力を放棄しない事が大切です。
例えば歩き方…歩くときのあなたの背中が丸まっていたり、引きずるように歩幅を前に出して歩いている姿は若さがなく老けて見えます。
首を長くみせようとする姿勢と、背中が真っ直ぐで、さっそうと歩く姿に溌剌とした“生気と気品”が匂いたちます。
あなたの美しさ…笑っている時、話す時、歩いている時、仕事を一生懸命やっている時、食べている時、怒っている時、すべての所作、表情にあなたの美しさが現れます。
あらゆる局面で[綺麗にいよう…]…と思うエネルギーがあなたを輝かせ、思わぬ素敵な男性との出会いに導いてくれるのです。
男性に結婚を決意させる要素のひとつは、あなたがまず、人間として尊敬できるものがあるか、どうかです。
ネギの小口切りがうまい女性は男性から見て尊敬に値いします。男性は自分がしようとして出来ない事をあなたがさらりとやってのけたら、彼はあなたを見上げます。
尊敬と聞いて、社会的地位、名誉、権力 年収、仕事、才能のような事しか、あなたの頭に浮かばないとしたらそれは寂しいです。
異性のエロスを離れてあなたの[えらさ]を感じたとき、男にとって、それは尊敬となり、深い愛情へと変わります。
しかし、あなた自身が知性を持っていないと相手の知性を評価、感じ取ることができないのですから、どう云う男性に選ばれるかはすなわち、あなた自身の鏡でもあります。
その時々の相手の言おうとしている事に共感出来る、あるいは相手の体験を共有しようとする思いやりに賢さが現れるのです。
意見は違っても、相手の言おうとしている事がわかる事が大切です。
立場を思いやれる想像力と、相手の心を共感出来る人は賢い女性です。
つまらない人、話ベタ、聞きベタな人は、話の種を持たないどころか、話している相手の話の腰をおります。話に共感しょうとしないのです。共感のないところに愛情が芽生える筈もありません………
そんなあなたに癒される…
おおらかな愛情は細やかな愛情にまさります。
愛情を注ぐとき人は細やかな愛情を注ごうとします。
気配りができる、細かい事に気づくと云う事にエネルギーを注ぎます。
でも、それより、もっと素晴らしいのはおおらかな愛情です。
おおらかにやっている事と相手に対して無頓着とはちがいます。
男性は居心地が良いのはおおらかな愛情を注いでくれる人です。
細かい事をとやかくいわないで受け入れてくれる人です。
優しいけれど、一緒にいて息苦しい人は細やかすぎるのです。
その人の意識では細やかな愛情が一番良いと思い込んでいるのです。
細やかさを突き詰めていくとおおらかさになります。
相手を何処かで見逃してあげる、息抜きをさせてあげる事が大事です。
何処かに抜け穴をつくっておいてあげるのです。
男性が一緒にいてハッピイなのはおおらかな愛情を注いでくれる人です。
元気つけられる…
長い人生の間には色んな事がありますから、男性が仕事で挫折した時、あえて、ちがう物の見方で意見を言ったりする[強さ]も大事なら、自分の社会的能力に懐疑的になって落ち込んでいる時の男性を、“無条件”に信じてあげる[応援]の気持ちも大切です。
男性は調子のいい時でも心の何処かで不安がっています。
急に大きな仕事を任されたりした時でも、出世した時でも本当に出来るのだろうかと不安感が常にあります。
男性は客観的に支持されないと自分のアイデンティティを確認できない面があるので、どんな成果も誰かがほめてくれないと何だか自信がもてません。
だから誰かに見ていてほしい、一言励ましてほしいのです。
誰かが一言[それで良いのだよ]…っと、言ってくれたらホッと癒されます。
男性は[それで良いのよ…]って言ってくれる人を、決して突き放したりはしないのです。
男は女性より子供です………
相手の男性が自分より年上でも自分の方が大人だと思えばいいのです。時には弟のような感覚を持つことも大事です。
どんなに仕事の出来る男でも、あなたの前でだけ、“少年”に帰るひとときがあります。それは男性が母親以外の他の誰にも見せない[無防備な顔]です。
社会では、男性は何時も勝つか負けるかを意識しています。[無防備な自分]を見せられると云う事は、絶対的な信頼がないとできません。
男はカッコをつけたがります。
カッコつけていない時の“自分の弱さ”をさらけだせるのはあなたしかいません。優秀な男ほど、そう云う一面 があります。
あなただけに“世間とはちがう顔”を見せる相手を得る事が出来たなら、それを女性として誇りとして良いと思います。
あなたといる時にだけ、男性が無心で[少年の顔]を見せたのなら、相手の心を捉えたと思って良いです。
そしてそれは女性としての幸福な時間でもあります………。